わが家は日本語が苦手な夫と、妻の私、そして天使のような6歳の娘の3人家族。
(以下、オット・ツマ・テンシ)
オットは私が小学3年生の頃、私の通う小学校に転校してきた同級生。
小中高と同じ学校に通い、高校2年生から付き合い始めて22歳で結婚した。
私たちは現在(2023年)39歳。つまり出会って30年、付き合って22年、結婚して17年になる。
そんなわけでオットのことは小学生の頃から知っているんだけど、
オットは昔から日本語が苦手。
日本語といえども「ひらがな」「カタカナ」「漢字」があるけど、
「ひらがな」と「カタカナ」は時々ごっちゃになる。
漢字についてはそりゃもう、苦手に決まっている。
そういった文字ひとつひとつも苦手だから、言うまでもなく単語や文章も苦手。
総じて日本語が苦手というわけだ。
もちろん、日本語だけじゃない。ローマ字も苦手、英語なんてチンプンカンプン。
若い頃はそれが面白くてネタにして笑っていたけど、
テンシが生まれてからは笑えなくなってきた。
オットいわく「俺は理数系やから」(ほぅ・・・)
理数系だかなんだか知らないけど、言語力が低いと日々の会話ですんなりと話が通じない。
スマホという文明の利器を常用してしまっているからか、
アラフォーになって老化もし始めているからか、
年々言語力が低くなっているオットに心配すらしてしまうくらい。
テンシはどんどん文字も言葉もたくさん覚えて、語彙力はかなりアップしているし、
英会話教室も通いだして英語も少しずつ理解し始めている。
じきにオットよりも言語力が高くなるだろう。
そんなオットの日本語苦手エピソードはX(旧Twitter)で随時更新中。
私はというと長年勤めた会社を2020年に退職。
一次的に燃え尽き症候群状態になり、自分のやりたいことって何?好きなことって何だった?
と、薄暗く終わりの見えないトンネルに迷い込んだ。
燃え尽きている間に強制的に「自分と向き合うこと」が必要になる出来事がたくさん起きて、
見失った自分の軸を日々立て直している。
そしてようやく少しずつ薄く明るい光が見えてきた。
なにより私には最高のオットと、テンシという宝がいる。
以前は「ないこと」ばかりに焦点をあてがちだったけど、
「あること」に焦点をあてだすと幸せに気づくことができた。
日本語が苦手な最高のオットと、天使のようなテンシがいる暮らし。
少しずつ綴っていきたいと思う。
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